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2016年11月5日土曜日

理系の賢い就職活動

初めに


大学・大学院で学ぶ最大の目的は、生活していくためのお金を稼ぐ『職』を見つけることです。その為に、研究室で研究をするのです。従って、就職活動こそが最も重要なタスクとなります。就職活動を満足に成功した同期や先輩方のアドバイスを記します。(頭では理解していても、実際に行動に移せるかは別ですが…)


①研究は言われたことのみ時間をかけてゆっくりやることが重要。

それ以外のことはやる必要がない。必要な実験のみを行い、堅実な結果を小出しで報告会に参加しましょう。実験を頑張った,次の実験が増えます

勘違いした先輩が卒業までに畳めなかったテーマが必ず残ります。

それを引き継がせて貰える信用を築きましょう。既定路線の実験でデータ集めをすするだけで成果が得られます。数報の論文が得られれば、給付型奨学金や奨学金免除も通り易くなります。

③深夜までの実験を直ちにやめて、20時には帰りましょう。

そして、SPITOEIC,危険物、消防法、高圧ガス等、資格の勉強をすべきです。勉強できる力は一生ものです。特にSPIやTOEICは、やればそこそこできる、やらなければ絶対にできません。就職活動で役にたちます。

「終わりよければすべてよし」です。

多少、サボっているような雰囲気があったとしても、卒業間近にピークを持っていくとその後の印象が良くなります。理系であれば、先生とのコネクションは重要です。

⑤堅実的な時間の使い方をしましょう。

頑張っても結果が出ないことに時間を費やすぐらいなら,社会経験を増やすことをオススメします。学祭、地域の音楽サークルやスポーツサークルに参加して、集団で動く経験をしましょう。

就職のキックオフイベントで座った学生の言っていた言葉ですが…
 研究を頑張っていた先輩よりも、器用に立ち回って遊んでた奴が採用。日本の人事は見る目がない。あんな企業はいずれ潰れる。世間は間違っている
⇒あなたが研究を謳歌する一方で,集団生活で人心掌握を鍛えた人。つまり、「サルでもできるルーティーンな実験を繰り返してきた人」と「必要な研究をこなしかつ、人間関係を円滑に取り持つ経験を持つ人」。
どっちが社会人として求められるスキルか、考えればわかりますね。

 ⑥先輩、同期、後輩を使い倒しましょう!

研究室の雑用は山ほどあります。必要最低限で済むように上手く立ち回りましょう。

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