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2016年7月27日水曜日

街中で安全にポケモンgoをプレイする為の裏ワザ

街中で安全にポケモンgoをプレイする為の裏ワザ






趣向を変えまして、大人気ポケモンgoの裏ワザテクニックについてまとめます。
理系大学の研究室に興味がない方も、この記事から別の記事に興味を持っていただけたら幸いです。

人気の裏に潜む罠

ポケモンgoは大人気です!今、街を歩けば、中・高校生から年配の方までプレーしています。中・高校生などの若年層のポケモントレーナーに限らず、中年サラリーマンやおっちゃんのポケモンマスター、いわゆる『大人のお友達』が多いのが、さすがポケモンといったところでしょうか。そして、このゲームの最大の魅力と特徴は、カメラ画面とポケモンが同期して、まさに3次元にポケモンが飛び出してきたかのような錯覚が得られること!

しかし、一方で、公園や公共交通機関といった不特定多数の集団の中でカメラを向けてしまうと、盗撮や痴漢の冤罪に巻き込まれかねません。人生が終わります。さらに、レアポケモンをゲットした瞬間をスクショしてSNSにアップすれば、背景やプライベート空間がダダ漏れです。何より、自分の周囲の情報をGPS情報付きで抜き取られ続ける漠然とした不安感がつきまといます(あくまで可能性の問題ですが...)。

痴漢冤罪・プライベート空間の露出を防ぐ手法

そこで、外の視線からも、カメラの映像に関しても、無効化できる簡単な裏ワザを紹介します。


容易するのは、手帳型のスマホケースです。




通常はこのように野外だと、周囲の建物が映りますが、





ケースのフタを逆パカしていって...、






最終的に完全に覆ってしまいます。




この状態で捕獲操作が可能です。

ちなみにケースのフタ途中で閉じることなく、初めから常に閉じた状態でもプレーできます。向こうが透けない厚紙やカバン越しにプレーしてもいいかもしてません(←さらなる不審者にならないよう注意が必要です)


結論


この裏ワザにてカメラを向けた時の違和感や盗撮・痴漢冤罪、プライベート空間の露出による個人情報の抜き取りの可能性を完全に防ぐことができます。

是非試してみてください。
ポケモンマスターを目指して、優雅で快適なポケモンライフを!!


そして、悲惨な大学院生活に興味がある方は以下の記事をご覧下さい☟


2016年7月11日月曜日

ブログを立ち上げた一番の核となるエピソード



このブログを立ち上げた一番の核となるエピソードを記します。

わたしは、化学系の大学院生である『あなた』が、自身を大事に勞って、強かにブラック研究室を修了するのをサポートしたいです。私以上に不幸であったと思われる、先輩のような被害をなくしたいのです。


お世話になった先輩の話です。

私がボロボロになって修了してしばらくして、博士後期課程の先輩が電車に飛び込みました。地元の新聞で、たった三行の小さな記事にしかなりませんでした。辛い時に色々支えていただいた、後輩思いの私にとって恩人のひとりである先輩でした。

 伝聞や主観を多分に含みますが、このようなストーリーです。

先輩は学部時代に就職活動を行ない地元の中堅上場企業への内定を頂いていました。しかし、教授・先輩が『君は優秀なのだから、そんな会社に就職するのは勿体無い!是非、進学して研究すべきです!将来の日本を支える技術者を目指してください!』と説得を重ねました。(私も似たようなことを言われましたが)。その結果、先輩は、内定を辞退して、そのまま博士後期課程まで進学されました。


本当にお世辞抜きで優秀な方でしたから、順調に研究を進め、所定年度で学位取得条件も満たしました。就職活動に関しては、教授推薦で内定を頂いていました。内定先は、教授の猛烈なプッシュもあって、誰もが知っている有名な企業の研究職だったそうです。給与・福利厚生も優れており、従来は有名大学からしか採用していない企業ということで、教授・後輩・親、誰もが非常に喜んでいたようです。

しかし、先輩はココロを病みました。

私が聞き及んでいる理由は2つです。まず一つ目に、当人は地元就職で親や親族と近い生活圏で生計を立てることを希望されていました。しかし、実際の就職先はそうではありません。数年ごとに、国内・海外拠点への転勤があり、さらには地元に事業所はありませんでした。二つ目に、先輩は自己評価・自己肯定が低い方でした。自分の判断よりも、他者の判断を優先して進路を決定してきました。自分よりも優秀な大学の同期・先輩と仕事・出世競争できるか、入社前から非常に悩んでしたそうです。

そうした結果、まずは不眠になり、大学から勧められた精神科に通院を開始してお薬を処方されていました。通院一ヶ月目、さらに症状が悪化したと診断を受け、さらに強いお薬を処方されました。その帰り道、自宅最寄りの駅のホームで電車に飛び込んだそうです。学位論文提出後であったため、学位は認められ、ご仏前に飾られておりました。

当然、〇人に口無しですから本当のところは分かりません。もっと複雑な何かがあったのかもしれません。しかし、遠慮して本意を隠し続けて、周囲の方の『善意のアドバイス・期待』を優先した結果、自分の人生を自分で決めていけない絶望・無力感に苛まれて、何もできなくなってしまった。その結果、心を病んで最も簡単な結論を下してしまったではないかと推測しています。

お葬式では、親族の方が泣き叫んでおりました。

一方で、研究室・学科・学部・大学では、ひっそりと事務処理されて一切検討されませんでした。つまり、組織は問題なく、これは個人の問題であり、自己責任という扱いなのです。仮に、現場が研究室で、実験器具を使って、明確な遺書を残しても、精神科に通っていて、教授・同期の証言が集まれば、おそらく『本人に問題があった』として処理されていきます。せいぜい議論されたとしても、事件が生じた組織の在り方ではなく、薬品や備品の管理の問題程度です。何も変わりません。
どんな背景があろうとも、あなたが強くあらねばならないのです

教授とあなたの利益は異なります

一部の教授(大学)は研究室の繁栄・名声こそを第一義です。学生を使って(進学させて研究時間を伸ばして)研究成果を搾り出し、その一部を有名企業に送り込んで、次学生を集めるネタにしたいのです。この名声を利用した学生は、これを肯定するでしょう。しかし、名声のために搾取され、それで人生が大きく狂う学生もいます。

利益が相反したとき、自分の利益を教授に認めさせられますか?

容易ではありません。なぜなら、少々押しても問題にならない学生を狙ってきます。狙いを付けられたら、逃れるのために相当強い精神力・体力・胆力が必要です。そして、教授や大学のスタッフは、学生の問題について毎年似たような事例を扱っています。経験の蓄積があります。非常に強かで、一枚も二枚も上手です。並大抵の努力では逃れられません。向こうは生きるための飯のタネをかけています。ああ言えばこう対処できる。全体の整合性は別として、言葉の一つ一つは一般論として正論を叩き込んできます。しかし、それがあなたの本当の幸せに繋がるかは別物です。だからこそ、強くあらねばならないのです

今あなたは、

  •  口当たりのいいスローガンに流されていませんか?
  •  精神的、体力的、肉体的に満足な状態で研究室に臨んでいますか?
  •  自分の幸せ、意思を主張できていますか?
  •  将来のために、異性との交流の機会がありますか?
  •  就職してから、組織で生きていける技術を磨けていますか?
  •  自分を偽る為の努力・妥協を続けていると、いずれ無力感からココロが折れます。


引用です。

日本で鬱病の生涯罹患率は15-25%(WHO)であって、交通事故の6倍近い方が被害に遭っています。脳機能の低下により、「自✖したい」という思い込みを振り払うのが困難な状態にあります。もっとも危険なのは患者がうつ病から回復傾向にあるときです。鬱で自▼念慮が生まれるのは,風邪で発熱するのと同じ自然な生体反応です。あなたが強い、弱いは関係ないのです。 
引用以上



自分の在り方を甘く見てはいけません。


どういった修羅場があったのか、強く生きるためにどうするべきか、どう立ち直ったのか、順に記述していくつもりでおります。

一部ネット上では『研究者が自✖してこそ、一流の研究室』というまことしやかな噂が流れております。断じてそれは間違っており、正しい教養と行動を起こせばば避けられる事象であると信じています。

2016年7月5日火曜日

理系の研究室の選び方②

理系の研究室の選び方②



引き続き、研究室配属において失敗した項目と、再び研究室を選択するならば重視すべき項目を挙げます。

 就職活動に関する事項


1.就職活動は個人の成果に過ぎない(就活に向けて全力を注ぐこと)


 就職活動は忙しい研究の傍ら、時間を確保して就職活動に取り組んだ先輩個人の成果です。研究室の名前と就職活動は関係ありません。
よく、『うちの研究室で研究して論文を出して鍛えられたから、OBOGが大企業への就職できた』と研究室紹介やHPにて誇らしげにアピールしています。しかし、研究室生活によってよい就職活動の成果が得られたわけではない場合が多いです。なぜならこうした研究室では、『できる奴が配属を希望する雰囲気』によって、学業に関しては成績上位者が濃縮されている場合が多いです。つまり、もともとポテンシャルの高い人材が集まっています。従って、できる人間を使うことしかできない指導教官は人材の育成力・指導力が乏しいことが多いです。イマイチな人はずっとイマイチなママで放り出されます。気づかない人間は使い捨てられます。是非、修士論文発表を公聴してみましょう。一目瞭然です。

にも関わらず、指導教官は『できる先輩たちがそうだったから』、小手先だけの就職活動なんて無駄である、インターンは時間の無駄である、就活よりも実験すべし、それが就活に直結するとイデオロギーを流布しています。あなたが主張できる人間でなければ、就活より研究室のためにコキ使われます。
純粋にできた先輩・後輩の就活を見聞きして、ビジネスマナーや面接の基本を習得するために、最低限の時間をとっていれば、希望した企業・待遇のよい企業に就職できたと思われる事例が多いです。採用を判断するのは企業です。被採用者は靴の種類、ネクタイの結び方、声の出し方etc…といったその場限りの就職のためのノウハウを身につけなければスタートラインにさえ立てません。その上で、専門的な判断をしてもらえるのです。理系の学生の一部は、純粋過ぎて人と気持ちよく対話・議論する技術をなおざりにしすぎています(いずれ詳しく書きます)。どれだけ就活のために『自分の』時間を確保して、訓練できるかが就職活動やその後の人生に大きく影響します。
同時に、満足な就活をされた方の多くが、研究室の雑務の放棄(押付)、教授の出張を見計らってESを作成するために研究室を離れたり、嘘の面接予定を報告したりと賢く立ち回っています。他人の評判では稼げませんそれくらい、人生を真剣に考えて、図太く堂々と立ち回れる人が就職活動で成功していきます

ま、うまくやった彼らをみて更に『先輩たちがそうだったから』と指導教官が勘違いしていくのですが


2.特殊な例をに騙されない、裏を取る、自分で判断する


特殊な例をあたかも一般的な事実であるかのように語っている場合があります。教授に配属の相談に行った際、「研究がメインだけど、インターンに参加した学生もいるよ」と満面の笑みで語って居られました。実際に、配属後の内情は、インターンに参加された方は、散々、先輩方に釘をさされると同時に嫌味を言われ、教授にも良い顔をされず、参加自体に非常に苦労したとのことです。同時に、その過程でインターンを断念した先輩が多数、存在しました。指導教官からの情報は、優秀な実験マシーンを勧誘するために、特殊な事実に焦点を絞って、研究室の方針や実情と異なる都合のよい情報の場合もあります。必ず裏取りを行なうことをお勧めします。

 特に大学のセンセイの研究室選択へのアドバイスは参考になりません。研究室の配属に関して、講義等で仲が良くなったセンセイに相談するのは愚の骨頂です。研究室は治外法権であって、所属していない人間が内部の情報を正確に把握することはできません。そもそも先生方は他の研究室に興味がないです。せいぜい同じ学部のセンセイが知っているのは、表に出てしまった指導教官と学生間のトラブルか、教授間の覇権争いで情報戦に勝利した教授の良い評判ぐらいです。実際の実情は配属されるまで分かりません。最後に信じるべきは自身の直感であることをキモに命じておきましょう。

メンバーの構成に関する事項


そのメンバーとB3から最大7年生活をともにするんです!


1.プライドで研究をしている人が多い研究室は避けた方が無難


経験からですが、研究が楽しいから研究している人と見栄やプライドのために研究しているのではないかと感じる方がいました。後者の場合、論文や研究結果が直接的にステータスであり、良い就職に直結すると考えているため、同期や後輩を踏み台としか考えません(そう感じた方の一人が、酔った勢いで言っておられました)。妬み・僻み、感情の乱高下、雑用の放棄・押付、嫌がらせ等、周囲の影響を考えると始末が悪いです。
 見分ける為には、研究室見学の際にできるだけ多くの先輩に話を聞いてみましょう。経験から、プライドで研究している人は研究内容を話すとき、ぶっきらぼうに自分の研究内容しか話さない傾向が強かったです。また、『有名な○○先生が...』と詳細よりもネームバリューからの権威付けを重視する傾向があります。一方で、研究を楽しんでいる方は、こちらが分からないことを承知の上で、次から次に自身の夢の化学を語ってくれます。そして、目の輝きが違います。
もちろん、あなたが初対面であるにも関わらず、違和感がある場合、その研究室を避けることを強くお勧めします。


2.先輩や配属後に女性が同期になりそうな場合、積極的に避けることが賢明です


 雑務が多くて朝から深夜まで学生をコキ使う研究室への配属を希望する上で、男性の方は女の多い研究室は避けた方が無難です(見ていて気の毒でした)。
 一部の例外もありますが、朝から深夜まで圧倒的な雑務の傍ら実験する体力的にキツイ研究室生活を、女性が毎日毎日こなしていくのは生物学上、大変です。(たまにスーパーマンがいらっしゃいますが...)、その結果、本来学生に均等に割り振られていた雑務が配慮の名のもとに、見えない部分での負担が男性に集中して、その方の研究の時間はどんどん減っていきました。主体的に、研究テーマの割振りや雑務の配分を、涙の力でゴネ勝ちしていく王道パターンもあります(あくまで特殊な例が続いたのだと思いますが)。もっと特殊な例では、お嬢様扱いされ、そのお方の実験器具を後輩が準備する義務があったという噂を聞いたことがあります。就職活動では、こうした人心掌握にたけた方から決まっていきます。
 セクハラでの解雇はあっても、アカハラでの解雇はほとんどありません。従って、指導教官にも丁重に扱われ、そのしわ寄せが男性に来る場合が多いです。(まぁ、すべての女性がそんな器用な立ち振る舞いができるわけではないのですがね...あれは才能です)
ただ、綺麗事は抜きにして、こうしたしわ寄せが本当の意味であなたの死活問題になりかねないことは確かです。

 社会と異なって、無制限に労力の提供を要求されるような特殊な研究室に覚悟して飛び込む場合、懸念すべき大きな事柄であることを意識してもらえればと思います。

とりあえず以上