研究室へのお中元やお歳暮について
お中元やお歳暮を研究室に送りたいと、心情的に思う期間があると思います。私も2つの理由から、しばらくはお中元を送ってきました。1つ目にオセワニナッタ先生へのカンシャと助けてもらった先輩と後輩達への純粋なお礼をする為、2つ目に自分が在学時代に毎年卒業された先輩方からお歳暮やお中元という形でいただいたご好意を後輩に返す為です。
社会人として決して体験できないイロイロな貴重な経験を積ませてもらった研究室へお中元やお歳暮を贈る上での注意やおすすめの品をピックアップします。
贈る上での注意
お中元やお歳暮を贈る上で気をつけることは、『貴方の大学の研究室の常識』と『現在の研究室の需要』を見誤らないことです。
・貴方の大学の研究室の常識とは…
郷には郷に従えという言葉が示すように、『失礼にあたる行為』や『地雷』は場所や人間関係よって違います。(一般的な時期やお礼状の書き方については調べれば分かるので調べてください)
例えば、研究室に複数の教員が在籍する場合等、在学時代の習慣に従って誰に贈るべきか気を使う必要があるのかもしれません。そもそも、主催する先生がお中元やお歳暮の風習を不純なモノ、不要な習慣として毛嫌いされている場合もあります。こうした場合、無理に贈るべきではないでしょう。
在学中に贈り物を受け取った経験があれば、それに合わせるのが安全です。実際、教員が何名かいた研究室では立場に合わせて複数個に分割して贈ったり、アポをとって直接持参したりと、ケースバイケースでのこころ配りが必要かもしれません。
せっかくの感謝のキモチが、つまらない禍根を残さないよう気をつけてください。
(わたしの研究室は研究室宛に届いたものを、お盆と年末の飲み会の肴にして、その後、おかし等は学生が均等に分けて終わりだったので、その点は気配り不要で楽でした。)
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・現在の研究室の需要とは
お中元やお歳暮がどのように処理されるか(先生が持ち帰るのか、研究室で分けるのか)を想像して選定しましょう。これも、在学中に贈り物を受け取った経験があれば、自ずとどんなモノが喜ばれるのか、困るかがわかってくると思います。
研究室内で学生と消費するというスタンスを先生がとっていると仮定して、自社製品の調味料半ダースが贈られてきたり、年末休暇前日に転勤先の幸(生もの)が贈られてきたり、お酒が飲めない学生がほとんどであるのに定番のビールが駄々かぶりして山積み・処理しきれずに賞味期限が切れたり…ということが起きては、お互いに残念ですよね。一方で、こうした贈り物は存在感があって語り継がれますが..。(狙ってやってはいけないですよね…)
好意が負担にならないようには、気をつけたいですね。ビールは鉄板のようですが、案外、スポーツドリンクやゼリー、普段自分で買わない珍しいお菓子やジュースとかも、被ることが滅多になくて嬉しかったりしますよね。
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日持ちするもの、簡単に処理・配れるもの、何より先生や後輩の好みにあったモノが一番いいですね!
(なお、私はお世話になった先輩と後輩に複数の案から食べたいもの直接聞いてそれを送っていました。結局、彼ら彼女らの胃袋に収まるのですから…。今考えると、押し受けガマしかったのかとも思うのですが、それはそれということで。案外、飲み会の後に氷菓の受けがよかったみたいです。研究室に冷凍庫があることが前提ですが…)
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お世話になったセンセイや先輩、後輩が喜んでもらえるといいですね。